手作りエトーで20分の1

●講習半分、宣伝半分

　そろそろ普通自動車免許証の書き換えにいかねばっと思っていたので、買い物がてら仙台まで行って参りました。

　朝から気合いが違います。出発したのが午前6時（笑）。
　朝マックを経由し、有料道路を使わず、ゆったりマッタリ仙台へ向かいます。

　そして、免許センターに到着したのが午前7時半。センターが開いている事を確認して（小心者）、中へ入って驚いた。すでに16人並んでいたヨ！（ちゃんと数えた）
　た、たしか受付8時30分〜9時30分ってハガキに書いてあったから……と思ったら、窓口には「受付は8時からです」と書いてあった。だ、だまされた〜！　その時点で7時35分だったので、のほほんと並んでいようと思い、メールしながら受付開始を待っておりました。

　しばらくすると、安全協会の人が宣伝のビラを配り、今日の流れの説明をしはじめました。手続きの途中で書かなければならない書類は、安全協会に入会すれば、係員がすべて代筆してくれるのだとか。
　会費は5年で2500円。この時点で却下。
　書類はぜんぶ自分で書こうと強く心に決めたのでした。

　7時50分になると、時間が早まって受付が開始されました。受付で更新手数料・講習会受講料の2800円を支払い、「安全協会に入ってください」という言葉に首を振り、手続きの書類を受け取るとダッシュで机へ向かい、必要事項を書き込み窓口へ。
　テキパキと手続きを進めます。
　その後、視力検査→本申請→写真撮影と進めて、あとは講習会の教室で講習開始を待つだけに。

　そうしたら、さきほどの安全協会の人とは別の人が教室に入ってきて、今度はSDカード（無事故・無違反カード）の申請をするようにとの宣伝が始まりました。
　無事故・無違反の名誉を証明するとか、特典を受けられるとか、聞いているだけですんごく嫌！
　ずっと講習会の教科書を読んで、法令の改正点や新しく施行される法令のチェックをしていましたヨ。

　……しかし、よく考えると、講習会が30分の予定で、そのほかは諸々の宣伝を30分くらい受けてたような。
　なんのために時間を割いての、免許更新なんだろ？(-_-;)

　このあと、30分の講習会を受けました。
　やっぱり、飲酒運転関係の罰則について強調されてました。飲んで運転するつもりは更々ないけど、やっぱり気をつけないとね〜。

　9時15分に講習会は終了し、免許証を受け取って更新手続きを全て完了。やった♪　この時点で順番が7番目まで早まってました。

　7日に7番目って、なんだか嬉しいにゃ〜。

　と思った刹那。
　免許証には、顔がブクブクにむくんだ写真が写ってた。
　こ、この写真と5年間付き合わなきゃならないの〜！
　い〜やああぁぁぁ〜〜！（涙）

●手作りエトーを作る

　そのあとは、仙台のLoftの7階にあるジュンク堂（書店）に行って、製本関係の本を調べておりました。
　そしたら、製本に使う道具に「エトー」というのがあることが分かりました。
　なにこれ？　エトーって『HUNTER×HUNTER』に出てきた、キルアの家の執事長？（それはゴトー）
　とか思いながら調べたら、製本のときに、背表紙を糊付けする前に、本がバラバラにならないように紙を固定する万力のことだとか。
　でも、入手するのは困難っぽい。以前、ホームページで探してみたら、この手の製本道具の値段は安くても9800円でしたし。どうみたって、ただの木の枠にボルトをつけただけの道具で、12800円というのもあったし（詐欺じゃん！）。

　というわけで、自作することにしました（笑）。

　帰りに100円ショップに立ち寄って、まずはクランプを2個購入。「クランプ」というのは小型の万力のことで、軽く挟めたあとで、ネジで締め上げて固定します。
　ついでに木の板も購入しようとしたら、売っている板に撓（たわ）みがあって、水平になってませんでした。このあたりは、やっぱり100円ショップじゃダメなのね。
　仕方がないので、次にホームセンターに立ち寄る。幅9センチで長さが45センチの板を 258円（税込）で購入。

　帰宅して、さっそく「笑点」を見ながら、木の板を切る作業を始めました。
「やっぱりマギー司郎は凄いな〜。ベタベタなネタでも笑えるもん」と関心しているうちに、木の板は3つに切られました。
　これに、クランプを2つ取り付けて「手作りエトー」が完成♪
　かかったお金は468円。市販品の20分の1以下の値段で済んだので、満足感でいっぱいです（笑）。

　これで、いまのところ2冊同時に製本することができるようになりました。
　あとは、本を作るために原稿を書くだけですね（苦笑）。